自分の機嫌は自分でとる努力をする

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自分の人生航路を飛んでいるのですから、自分の機嫌をとることも

あなたという飛行機の機体のメンテナンスになります。


特定の人に対して無視やため息、不機嫌、やるべきことをやらないということを

「受動的攻撃性」と言います。
受け身だけれど攻撃をする、それが受動的攻撃性です。
以下受動攻撃と書きます。
(このブログでは軽くしか扱いませんのでご興味があれば検索してください)


誰しも悲しみや辛さのあまりに態度に滲み出てしまうという時もあるとは思いますが

受動攻撃をする人は性格の一部なので、自分で直さない限りずっとし続けます。
それが歪んだコミュニケーションの1つになってしまっているのです。
子育てをしている人が子どもにそれをし続けると、子どもは人の顔色ばかり見る子に育つ可能性が高いです。
そして、受動攻撃をしやすく、誰かにされやすい人になってしまいます。

受動攻撃をする側は、初めは皮肉を言うなどして軽いジャブを打って様子を見ます。
そしてあなたを「攻撃していい人だ」と認識するとずっとしてきます。
ずっと機嫌が悪いならば離れることもすぐに思いつくかもしれませんが、そういう人はある時はご機嫌で優しく、自分の気分によって攻撃してくるのです。
(関係性によりますが)
大きく分けるとあなたをコントロールしようとしているのですが、それにのってはいけません。
相手の機嫌が悪かろうが、ため息をつこうが、あなたには関係ありませんので
相手の機嫌なんて取らなくていいのです。
思春期ならまだしも、いい大人になって機嫌を出すということは

愚か者のすることです。

相手を変えることはとても難しいことです。
そういう人が周りにいて、離れることが出来るならば、それが1番のお勧めです。
離れられないような関係性ならば、ため息をつかれた時に「どうされたのですか?」
と聞くのも1つの対処策です。
その時に、恐る恐るではいけません。
「あなたの機嫌の悪さに気が付いて、一応声かけをするが、こちらは
それによって何も変わらない」という意志で聞かねばなりません。
もしくは、全く相手にしないことが出来れば、それも対処になります。

そして大事なことは、まずあなたが受動攻撃をしないことです。
もしため息をつきたいほどの何かがあれば、その理由は言わずとも
「ごめんなさい、今ちょっと色々あって・・・」という一言を添えるだけで
相手は自分のせいではないと分かるので安心します。
それが思いやりであり、コミュニケーションです。

精神状態の上がったり下がったりは、殆どの人間があります。
それを出さないこと、出てしまうなら出てしまうと認識してフォローする、
それが「自分の機嫌は自分でとる努力」です。

人間として、「上」はあっていいと思うのです。
楽しい時、嬉しい時、それを出すのが悪いこととは思いません。
勿論、場合によります。
しかし、下の時は出さないように努力しましょう。